配偶者の介護をしている人のフレイル予防―介護が終わった後、急に弱ってしまう理由

配偶者を介護している方は、
自分のことを後回しにする生活が長く続きがちです。

介護中は気が張っているため、意外と元気に見えます。
しかし本当に注意が必要なのは、介護が終わった「その後」です。

目次

介護中はフレイルが見えにくい

介護をしている方は、

  • 外出が減る
  • 運動の時間がない
  • 食事が不規則
  • 睡眠が浅い

それでも「やらなければならない」という責任感で動き続けます。

その結果、体力と気力を“前借り”している状態になっていることが少なくありません。

配偶者を亡くした後に起きやすい変化

理学療法士の現場では、次のようなケースをよく見ます。

  • 急に外出しなくなる
  • 食事量が減る
  • 会話が減る
  • 「もういい」と意欲が低下する

これは喪失感+生活リズムの崩れが重なった状態です。

家族ができる最大の支援とは

介護をしている本人は、
「自分は大丈夫」と言いがちです。

だからこそ家族は、

  • 介護が終わった後の生活を一緒に考える
  • 社会参加の場を早めに提案する
  • 「休んでいい」と言葉で伝える

介護が終わった瞬間から、フレイル予防は始まります。

理学療法士の現場メモ

介護をしてきた方は、
「誰かのために動く力」をすでに持っています。
その力を、
今度は「自分のため」に使えるよう支えることが大切です。



まとめ|介護後の時間を、孤独にしない

介護が終わることは、人生の一区切りです。
しかし、終わりではなく次の生活の始まりでもあります。

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最近つまずきやすい、疲れやすいと感じていませんか?
フレイルは「気づくこと」から予防が始まります。

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監修者からのコメント

本記事は、理学療法士としての臨床経験と、フレイル予防に関する国内外のガイドライン・一次情報を基に構成しています。

「今日から何ができるか」を重視し、専門知識をできる限り生活に落とし込むことを意識しました。

解説している内容は「日常生活で実践可能な行動」に重点を置いています。
気になる症状が長引く場合は、医療・専門職の評価を受けることをおすすめします。

監修:理学療法士 リハプロ代表

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この記事を書いた人

リハプロ代表のアバター リハプロ代表 理学療法士

山陽地域を中心に活動する、臨床経験18年目の現役理学療法士です。これまでのキャリアで延べ6万単位以上の理学療法に従事し、特に高齢者の自立支援とフレイル予防を専門としてきました。
4児の父として育児に奮闘する傍ら、現在の医療・介護報酬の限界を打破するため、最新のIT・AI技術を駆使した「介護に頼らない健康的な身体を維持する仕組みづくり」に挑戦中。
当サイト「ジョグタイム」では、医学的根拠(エビデンス)に基づいた正しい運動知識と、40代から意識すべき「フレイル」対策を、理学療法士の視点で分かりやすく解説します。
【保有資格・実績】
・理学療法士
・フレイル・介護予防関連の臨床経験あり
・Pythonを用いたリハビリ支援システム開発中

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