これからランニングを始めようと考えている人にとって、「自分に続けられるだろうか?」と不安になることもあるでしょう。
目的は何であれ、運動をすることは身体にとっていいことですし健康的な生活を送っていくためには欠かせません。
せっかく始めるのですから、しっかりと続けて健康的な身体を手に入れていただきたいです。
ここでは、ランニングを始めるときに注意しなければならないことについてまとめていきます。
最初に押さえておくべきポイント
まず最初に押さえて置かなければならないポイントは、自分が走る場所と距離です。
いくら「走るぞ!」と意気込んでランニングウェアやシューズを揃えたとしても走る場所が決まっていなければ走りにいくこともできません。
流石にランニングはどこでもできるとは言ってもたくさんの車が走っている道路沿いを走るのは危ないですし、商店街やショッピングセンターなどの人混みになりやすい場所も避けたほうがいいでしょう。
また、気分によって走る場所を変えるのも一つの方法ではあるかもしれませんが、継続してランニングをしていくのであれば、自分の決まったコースを持っておくといいです。
しかも、一つのコースではなく、気分によって変更できるように何個かのコースを用意しておくといいでしょう。
自分に合った走る距離を考える
次に走る距離ですが、コースによります。
公園の周りを走る場合であれば、何周走るかによって距離が変わってくるでしょう。
公園のように周数を増やすことによって距離を変更できるのであれば管理しやすいのですが、車通りの少ない田舎道を走るときには注意が必要です。
事前にどのくらい走るのか目安を決めておかないと、走りにいったものの引き返すタイミングが悪くて結果的に長い距離を走ることになり、しんどくて次回の走る気力がなくなる場合もあります。
ですので、まずは走るコースとどのくらいの距離を走るのか決めておくといいでしょう。
だいたいの目安として、運動していなかった人が始める場合には3kmくらいを目指したらいいかもしれません。
50歳以上の人で運動習慣がなかった人であれば、まずはウォーキングから始めたほうが無難です。
ウォーキングで慣れてきたら、少しずつランニングに移行してみてください。
継続しやすいように走る時間帯を決めておく
走るコースと距離が決まったら、今度は走る時間帯を決めていきましょう。
「ランニングは朝と夜のどちらが効果的か?」という議論があります。
朝のランニングは一日のリズムが作れて、運動することによって目覚めもスッキリし一日を有効に送れるというメリットがあります。
夜のランニングは日中疲れている場合はしんどいかもしれませんが、走り終わったあとは寝ることができるため、多少のしんどい運動もなんとか行えるし時間的なゆとりも持って取り組めます。
どちらがいいのかということですが、ランニングの習慣がない人が無理して朝やろうとしてもその後一日中疲れてしまって生活に支障がでるかもしれません。
また、そもそも運動習慣がない人が無理に運動しようとしてもうまく生活リズムも作れないでしょう。
そのため、ランニングのやり始めであれば夜に行うのがオススメです。
運動習慣がついてきて、朝も早起きできるのであれば朝のランニングに切り替えてもいいと思いますが、基本的には夜のほうがいいと思います。
ランニングを行う上での走り方ですが、最初からいろいろと考えてもよく分からないでしょうからスピードを上げすぎてバテないように気をつけて走ればいいです。
小さいうちから学校などで走る機会があるわけですから、全く走ったことがない人は余程の大怪我や病気、障害をもっていない限りいませんからね。
走り方をどこまで気にするか?
効率的な走り方などは当サイトでも紹介していますが、これから健康のためにランニングを取り入れようとしているのであれば深く考えずに、まずは走ってみてから考えれば大丈夫です。
ペースが速すぎなければ身体にかかる負担もそこまで大きくならないので、ランニングになれてきてからフォームを気にしていきましょう。
さて、ここまでランニングを始めるにあたって考えたほうがいいことを述べてきました。
ここまでの話をしっかりと踏まえれば、このあといつでもランニングを始めることができます。
しかし、運動するにあたっては格好も気になりますよね。運動するときに見た目から入る人もいますから。
ランニングウェアについて
どういう服装がいいか、ということですが、服装に関しては個人の趣味・センスが大きいですので、スポーツショップに行ってマネキンなどを参考に自分の好きなデザインを選ぶといいでしょう。
ランニングを始める段階ですから、毎日続けるという気持ちで2着あれば洗濯しても大丈夫です。
シューズについてですが、最近では高性能なシューズが販売されています。
しかし、初心者の人が走りなれた人が好むようなシューズを買ったとしてもうまく使いこなせない場合がほとんどです。
ですので、最初は一般的なランニング用のシューズの中から選んだほうがいいでしょう。
そのときは自分の足にフィットしたものを選んでください。
サイズを間違ってしまうと足を痛める原因になってしまいます。
それらを加味して最終的にデザインで選べば大丈夫です。
まとめになりますが、ランニングを始めるにあたっては見た目の服装を気にするよりも、どこを、どのくらい走るのか、ということを一番最初に決めたほうがいいです。
いきなり走るのが不安であれば、まずはウォーキングついでにコースの下見に行ったらいいでしょう。
その上で自分の好きなランニングウェアやシューズを購入することで、少しテンションが上って運動を継続しやすくなります。
せっかく始めるのですから、長く続けて健康的な身体にしていきましょう。
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