ランニングをするときに、何も考えずに走り始めてしまうと目的がないためしんどくなったらすぐにやめてしまいます。
そうならないためには、しっかりと自分がランニングをする目的をもって取り組むことが大切になってきますが、目的別にどのくらいのランニングの距離やペースで走ったらいいのかを考えていきましょう。
また、ランニングを距離を伸ばすために、どうすればいいのかについても述べていきたいと思います。
まず、健康のための運動やダイエット目的でもいいですが、ランニングを始めたばかりの人であれば距離も目標にするのではなく時間を目安として走るのがいいでしょう。
自分の今の年齢や今までの運動習慣、運動歴も合わせて考慮する必要がありますが、最初は30分を目安として走ってみるといいです。
ペースについてもしんどくない程度で大丈夫でしょう。途中であきらめそうになったら歩いてもいいのでとりあえず30分続けることを目標にしてください。
次にランニングに少し慣れてきた人について考えてみましょう。
ランニングに徐々に慣れてきたのであれば、まずは距離として5kmを目指してみるといいかもしれません。
ペースとして時速5kmで走れば1時間で走り切れます。
まずは5kmを走ることに慣れればいいでしょう。
健康増進やダイエット目的でランニングを始めたのであれば、この程度で留めていいかもしれません。
しかし、もしも大会に出場してみたい、という気持ちが出てきたのであれば、次は10kmを目標にして走ってみてください。
ペースをあげればあげた分だけしんどくなるので、自分のペースで走れば大丈夫です。
10km走ることがコンスタントに続けられるのであれば、ハーフマラソンに参加することも抵抗がなくなるでしょう。
実際、私の場合は最大10kmまでしか走る練習をしていませんでしたが、なんとかフルマラソンを走り切ることができました。
若かったというのもありますが、自分のペースを維持して走ることに慣れてくればフルマラソンへの参加も可能ということです。
ただ、タイムを考えるのであれば、相応のトレーニングが必要になってきますので、距離を伸ばすだけでなく、基礎的な筋力増強や全身持久力を鍛えるような運動を取り入れていく必要があります。
では、ランニングに慣れてきたら5km、10kmと伸ばしていったらいいといいましたが、しんどいのにそんなに簡単に距離を延ばすことなんてできない、と思われるかもしれません。
確かに5kmから10kmに距離を伸ばすということは一気に2倍の距離を走らないといけないことになるため大変です。
そうならないためには、段階的に距離を延ばしていくこと。
毎日ランニングをしているのであれば1日1kmずつ距離を延ばしてみる。それでもしんどいという抵抗があるようであれば1週間に1kmずつ距離を延ばしてみてはどうでしょうか?
ランニングを最初にやり始めるときだって、0kmだったものが1km、2kmと増えていったと思います。
距離が延びるとしんどいという気持ちが起きてきますが、やっていけば案外できるものです。
無理をすると続かなくなってしまいますが、少しずつ走る距離を延ばしていって、自分でできる実感をかみしめていってください。
そうすれば楽しくランニングができると思います。無理なく楽しんで行きましょう。
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