ランニングで怪我をしてしまった!考えられる5つの原因と対処法

初心者編

ランニングというのは誰でもできる運動ですが、気づかないうちに怪我につながってしまうこともあります。

それはランニングが歩くのに比べて足に伝わる衝撃が大きくなるためです。

ここではランニングによって起こりうる怪我の種類と怪我を引き起こす原因、怪我をした後対処法について話をしていきます。

ランニングで起こる怪我の種類

まずはランニングによって生じる怪我の部位とそこで起こる怪我の種類を紹介します

身体の部位起こりうる怪我の種類
腰痛坐骨神経痛
腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)、鵞足炎(がそくえん)、膝蓋靭帯炎(しつがいじんたいえん)
脛(すね)シンスプリント
足首アキレス腱炎、捻挫
足・足趾(ゆび)足底腱膜炎、マメ

上記の表のように、下半身の各関節に対して怪我を引き起こす可能性があるということが分かるでしょう。

では、これらの怪我がどのようにして生じるのか、原因について述べていき各原因への対処法について考えていきます。

ランニングで起こりうる怪我の原因と対処法

まず、ランニングで怪我をしてしまう大まかな理由ですが、ランニングで接地するときに身体に対して衝撃がかかることが挙げられます。この接地ときにしっかりと衝撃を吸収できなければ身体に負担がかかってしまうわけです。

では、どんなときに接地の衝撃を上手く吸収できなくなるのか考えていき、その対処法を挙げていきます。

1. 筋力が弱い

一つ目ですが、筋力が弱い状態で速いスピードのランニングを繰り返すことで身体がランニングの負荷についていけず衝撃が直接身体に伝わってしまう、ということ。

接地の衝撃を吸収することができずに筋肉や関節に負担がかかってしまうため、怪我につながってしまいます。

対策としては、基礎的な筋力トレーニングやストレッチなどで身体の柔軟性を高めておく必要があるでしょう。

2. ランニングフォームが悪い

2つ目の原因として考えられるのはランニングフォームが悪いということ。

筋力をつけたとしてもランニングフォームが悪ければ衝撃を上手く吸収することができない、ということがあります。

衝撃を吸収して走るためには接地の仕方とそのときの膝の使い方が大切になってきます。

ランニングフォームに関しては別記事にまとめていますので、そちらをご参照ください。

3. オーバーワーク

3つ目の原因として考えられるのはオーバーワークによって身体に負荷がかかりすぎているということ。

運動をすることは大切なのですが、やりすぎてしまうと逆効果です。

自分の体調や身体の状態に合わせて運動量を考えるようにしましょう。

毎日運動するのであれば運動量を少なくする必要がありますし、少し負荷の高い運動をするのであれば休息する日を設定するのもいいです。

食事や睡眠なども大切ですので、しっかりと身体を休めましょう。

4. 身体のケアが不十分

4つ目の原因はランニングをした後の整理体操が不足しており、疲労がどんどん溜まってしまっている状態でさらに負荷をかけてしまうこと。

要するにクールダウンや筋肉のアフターケアが上手く行えていないということです。

毎日のようにランニングを行っていると、どうしても疲れが生じてしまいます。そんなときに無理をしてしまうと筋肉が上手く使えず、普段なら衝撃を吸収して問題なく動けていることでも上手く衝撃を吸収できずに怪我につながってしまいます。

そのため、クールダウンとして整理体操をきちんと行い、自分の体調管理をするように気を付けましょう。

入浴して筋肉をリラックスさせることもいいですね。

5. フットウェアの不適合

5つ目の原因としては、シューズが足に合っていない、または身体の動きがついていけない、ということが考えられます。

シューズが足に合っていないのは自分の足のサイズを確認して購入することが大切です。実店舗にシューズを購入しに行けば試し履きができるのでいいのでしょうが、ネットで購入するとサイズが合わないということが起こります。

そのため、しっかりとサイズを見極めて購入するようにしましょう。

また、最近のランニングシューズは性能が飛躍的に向上しています。自分の走り方に合わなかったりスピードを上手く制御できなくて身体に負担がかかってしまう、ということもあるでしょう。

まとめ

ランニングといっても身体に負担がかかってくるので、しっかりと自分の身体のことを理解して怪我をせずにランニングを続けられるようにしていきたいですね。

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