肉離れした時の正しいケア方法!冷やすのか温めるか

ケア

肉離れはスポーツや運動時に起こりうるケガの一種類で、ランニングしているときにも起こります。肉離れになると痛みが出現し、それに対して適切な処置をしなかった場合は回復までに時間がかかる可能性もあるでしょう。

では、肉離れになったときの対処方法として、冷やすべきなのか温めるべきなのか、疑問に思っている人もあるようですので、今回の記事では肉離れ時の処置について詳しく見ていきましょう。

基本的な肉離れの対処方法

結論から言いますと、肉離れを起こしてしまった場合は冷やすことが大切です。

ケガをしたときの基本的な処置として、「RICE処置」というものがあり、以下の記事でも詳細を述べています。

私も以前に右ハムストリングス(太ももの裏)の肉離れのような症状を経験しました。診察をしてもらっていないため、あくまで自己判断での肉離れです。

これは、ソフトボールの試合前にアップとしてダッシュをしたときに、右ハムストリングスに「ピキッ」とした感じが出始めたんですよね。そのときは無理して走るのをやめたんですが、実際の試合で打席に立ち一塁まで全力疾走したらめっちゃ痛くなってきました。

そのときは、交代してもらいベンチに引っ込みましたが、そこから2週間ほど歩くときにも痛みがあり、ツラかったです。

私が実践した肉離れの対処方法

では、実際に私が肉離れをしたときにどのような対応をしたのかというと、アイシングをしました。

一般的に、肉離れを起こした時の初期対応として「冷やす」ことが推奨されます。肉離れになった初期というのは炎症が起きている状態ですから、炎症を抑えて腫れを和らげるために冷やすのが効果的です。

ただ、冷やしたからといってすぐに痛みがなくなるわけではありませんし、肉離れが治るわけではありません。しかし、初期対応をしっかり行うことによって回復をスムーズに行うことができるのです。

温める場合の考え方

では、温めるのはどういうときに使うのか、気になりますよね。

まず、温めるというのは筋肉内の血行を促進してリラックスさせる効果があります。なので、筋肉が疲れていてリラックスさせたいときに温めるのが効果的です。

これを肉離れが起きたときに当てはめて考えた場合、肉離れによる炎症期が過ぎて痛みが治まってから温熱療法を行うのはいいでしょう。要するに、冷却と温熱の使い分けとタイミングが重要ということです。

肉離れ時の対処方法と流れ・注意点

  1. 冷却肉離れの初期対応として、冷却療法が有効です。冷やすことで炎症を抑え、腫れや痛みを軽減する効果があります。冷却を行う際は、氷や冷却パックを使って肉離れ部位を冷やすことが一般的です。ただし、直接肌に触れることを避けるため、タオルや布で包んでから使用しましょう。
  2. 温熱療法は、冷却療法の後に行うことをおすすめします。冷却によって炎症が収まった後、温めることで血流を促進し、筋肉の修復を促す効果があります。温熱を行う際には、湿布や温めるパッド、温湿布などを使用して、肉離れ部位を温めましょう。
  3. 冷却と温熱の使い分けは、タイミングによって異なります。冷却は怪我直後から約48時間までの間行い、炎症や腫れを抑えるために効果的です。一方、温熱は冷却後の2日目以降から行い、血流を促進し筋肉の修復を促すのに役立ちます。
  4. また、冷却や温熱を行う際には、適切な時間や頻度を守ることも大切です。冷却は10〜20分程度、温熱は15〜20分程度が目安です。また、1日に何度も行うよりも、適度な頻度で行うことが効果的です。
  5. 最後に、肉離れのケアの中で冷却と温熱は重要な役割を果たしますが、個々の状況によって適切な方法が異なる場合もあります。症状や状態によっては、医師や専門家に相談することをおすすめします。

まとめ

肉離れになってしまったら痛みが強く歩くのもしんどいと思います。なので、できるだけ早い回復を望みたいところですが、そのためには初期対応のやり方をしっかりと理解しておくといいでしょう。

対応としては「冷やす」ことと「温めること」がありますが、適切なタイミングや使い分けをすることが早期回復に大きく影響してきます。

あとは、冷やしたからと言って治ってもいないのに無理をしてしまえば、より筋の損傷を広げてしまう危険性があるため、しっかりと痛みが治まるまで安静にしておきましょう。そして、再度スポーツに取り組むときも、いきなり激しい動きから始めるのではなく、徐々に身体を慣らしていくことを心がけてください。

自分の身体を大切にして、元気で健康的な生活を送っていきましょう。

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