ダイエットや筋トレ、スポーツをする上で欠かせないことが目標設定です。
ダイエットであれば「何キロ痩せたい」
とか
筋トレであれば「夏までに腹筋を割りたい」などですね。
スポーツであれば競技レベルなのか趣味なのかによって、試合に勝つことや参加すること、楽しむことなどに分けられるでしょう。
一般的に長く続かない人の特徴というのは、最初の段階で目標もなく漠然とやり始めている人が多いように思います。
かくいう私も、漠然とプールで泳ごうとしたときは数回でやめてしまいましたが、駅伝大会に参加するとなると、大会の2ヶ月前からほとんど毎日頑張って走っていました。
だからこそ、目標を作ることはとても大切ですが、どこまでを目標にしていいのか分からない、という人がいます。
ということで、目標設定のたてかたについて私見を述べていきます。
しっかりと目標設定するために
まず、ランニングにしても何かのスポーツをやろうと思っている段階で動機があります。
だからやり始めるのですが、その動機が起きた原因を考えてみましょう。
例えば、「人生1回きりだからフルマラソンを完走してみたい。」でもいいですし、「彼女を作るために標準体重まで体重を減らしたい。」というのでもいいです。
それだけで運動をするのに十分な理由になります。
ただ、その動機だけではちょっと漠然としているので、もう少し具体的に目標として落とし込んでみましょう。
「人生1回きりだからフルマラソンを完走してみたい。」だった場合は、どれくらいのタイムで完走することを目指すか、という時間的な目標がたてられそうです。
仮にフルマラソン(42.195km)を4時間で走ろうと考えたとします。
10kmを約1時間切るペースで走れば4時間と少しで完走できる計算ですよね。
ということは、5kmを30分ということだし、1kmを6分で走れば大丈夫ということになります。
さすがに最初から最後まで同じペースで走れるわけはないでしょうから、1km5分くらいで走るように考えれば、最後のほうにペースが落ちてきたとしても4時間を目指せるかもしれません。
このように考えると、どのくらいのペースで走れるようになればいいかが分かり、それに対する練習がハッキリとして行いやすくなります。
また、「彼女を作るために標準体重まで体重を減らしたい。」ということであれば、今の体重が80kgで目標体重が65kgであれば15kgやせる必要がでてきます。
これを1か月で行おうとするとどうしても難しいです。
断食などの強硬手段に出ても、あとからリバウンドするのが目に見えています。
ですので、ここで1か月で-15kgを目指すのは現実的ではないという判断もできるでしょうし、目標のたて方を逆算して15kgやせるために1か月に2kgやせようと思えば8か月かけてやせよう、と考えることもできるでしょう。
このように目標を具体的に考えてたてることが大切です。
目標を設定するための3つの流れ
さきほど目標設定をたてるときの例えを紹介しましたが、実際に目標設定するための考え方を3つの流れにして紹介していきます。
1.まずは簡単な目標からたてる
目標を作るときに大切なことは最初から難しい目標を作っていきます設定しないこと。
ハードルが高すぎるとなかなか目標に到達しないため挫折につながりかねません。
最初の段階では達成可能な目標を作ってそこから段階的に目標をひさきあげていきます。
2.数値化できる目標にする
次に大切なことは数値化できる目標にすることです。
たとえであげましたが、実際に数値化することで分かりやすくなりますし考えやすくなります。
それになにより、漠然とした目標よりも数値化して具体的な目標の方が行動しやすくなります。
3.目標は紙に書きだす
3番目は目標を紙に書き出したり人と共有したりして、目標に対する意識をしっかりと持ち続けること。
せっかく決めた目標も自分の心の中だけでしまっていると、他の誘惑に負けてなかったことにしてしまいがちです。
だからこそ、スポーツをする上ではしっかりと目標設定をして取り組むことが大切です。
一流のスポーツ選手たちは、しっかりと目標をもって取り組んできたからこそ今の栄光があると感じています。
スポーツの技術面は大きく違うかもしれませんが、考え方だけでも真似をして一流と呼ばれる人を少しでも見習いたいですね。
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