ウォーキングにしてもランニングにしても運動後は誰しも疲れがでてきますよね。
人によっては疲労が次の日まで残って大変な思いをすることがあります。
翌日に疲れが残らないよう疲労回復を図れたら運動が続けやすくなるでしょう。
ここでは、運動後の疲労回復を円滑にするために有効な栄養の取り方について話をしていきます。
運動前には軽く食べ物を摂取
運動するためにはエネルギーを作る材料となる栄養が必要です。
一般的には糖分があげられますが、別に糖分でなくてもエネルギーとして使われるため大丈夫。
運動前にたくさん摂りすぎると、はげしくうごいたときに吐いてしまうかもしれないので、軽く摂るようにしましょう。
ナッツ類がオススメです。
筋肉の分解を防ぐアミノ酸
まず、運動するとエネルギーの消費が必要です。
特にエネルギーが足りていないと筋肉を分解してエネルギーに変えようとする反応が起きます。
スポーツ飲料のなかにアミノ酸が含まれているものがありますが、筋肉の栄養を補うためです。
特にBCAAと呼ばれるアミノ酸を運動前に摂取していると筋肉の栄養を分解を防いでくれる役割を果たします。
汗で失うミネラルを補給
運動中は汗をかきますが、汗のなかにはミネラルが含まれています。
運動中に自分の汗が口に入った経験は少なからずあると思いますが、そのときはしょっぱいですよね。
それは、汗によってミネラルが放出されているからです。
汗になって身体の外に放出されたミネラルを補うためにスポーツドリンクを飲むようにしましょう。
ミネラルが不足すると熱中症の原因にもなりますし、夜に足がこむら返りを起こすと原因にもなります。
運動後には筋肉のもととなるタンパク質を
運動後は筋肉を作るもととなるタンパク質を摂取するといいです。
よく、筋トレ後の30分がゴールデンタイムと言われます。
プロテインを摂る必要はなく、直接アミノ酸を摂取しても大丈夫です。
このように、運動前後の栄養摂取によって、運動中に失われるものや、運動後に回復するうえで必要な栄養を摂ることによって疲労回復を早めることができます。
人間の身体は食べたものでできているため、ぜひともトレーニングだけで身体作りをしようとせず栄養のことも考えてみましょう。
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