走るときの前傾姿勢を長く続ける方法!姿勢のポイントは私生活にあり

私生活での姿勢 姿勢

走るときに前傾姿勢をした方が速く走れるようになることは知っていると思いますし、このサイトでも記事にしています。

前傾姿勢で走るときのポイントを知りたい場合は、次の記事を参考にしてください。

今回の記事では、「身体を前傾したまま走った方が速く走れるのは分かっても、実際におこなうのは難しい」という意見をよく耳にするので、前傾姿勢を上手く維持しながら走るために私生活での注意点を述べていきます。

よく聞く前傾姿勢って?

まず、前傾姿勢がどのような状態かを再確認しておきましょう。

前傾姿勢と聞くと背中を丸めるように前かがみになることをイメージする人もいると思うのですが、それは違います。

ここでいう前傾姿勢とは、背筋が伸びた状態で骨盤が前傾することをいいます。

背中を丸めると重心が低くなったり、胸が開きにくくて息がしにくくなったり、腕が振りにくくなったりと悪いことばかりです。

猫背の問題点についてはこの記事で述べているので参考にしてください。

猫背になるのではなく正しい前傾姿勢をしようとした場合には骨盤を前傾させる必要があります。

骨盤の前傾をさせようと思ったら股関節が曲がることと腰骨が伸びることが必要です。

椅子に座っている時間が長く、背もたれにもたれている場合を想像してみてください。

腰が丸くなってはいませんか?

そのときの骨盤というのは後ろに傾いているはずです。

人間は楽をしたい生き物ですから、普段の生活で意識していないとどうしても腰骨が丸まって、骨盤が後傾しやすくなるものです。

ですので、普段の生活から自分の姿勢や骨盤の動きを意識することで走るときに体幹前傾を持続させることにつながってきます。

骨盤前傾を持続させるのに大切なこと

骨盤を前傾させるのも筋肉の作用であり、姿勢を保つためにも筋肉の活動が必要です。

ランニングなどで長い距離を走るのであれば、筋持久力が必要です。

そういった意味で、普段からいい姿勢を保とうとすればそのための筋肉を常に使うことになるわけですから、筋持久力も鍛えられてきます。

一時的にしかいい姿勢ができず、気を抜いたらすぐに姿勢が崩れて骨盤が後傾するようであれば、走るときに意識して骨盤前傾を続けるのもしんどいはずです。

ですから、私生活で椅子に座っているときや立っているときにいい姿勢を常に意識しておくことが長距離で骨盤前傾を継続して走る秘訣というわけですね。

ちなみに、いい姿勢を保つためにはどこの筋力が必要になるのか?この点についても説明していきましょう。

骨盤周囲の姿勢をまっすぐに保つための筋肉は体幹筋と呼ばれています。

このサイトでも体幹筋を鍛えるためのトレーニングなど載せていますので、参考にしていただきたいのですが、体幹筋のことを「コア」と呼ぶことがあります。

コアというのは、内蔵の周りを囲むようにあるお腹周りの筋肉のこと。

厳密には腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋群をさしますが、この4つの筋肉でお腹を前後上下で包み込み体幹を固定させて身体をしっかりと安定させています。

腹横筋についてはこの記事で詳しく取り上げています。

そのため、骨盤を前傾させて走るにはコアがしっかりと働いて体幹を固定させないといけません。

それに、少しのあいだ固定できても疲れてくると背中が丸まってきて姿勢が悪くなる人がいます。

そうならないためにも、体幹の固定を維持したまま走れる体力が必要であり、そのためのポイントが私生活でも姿勢を気にして生活することです。

まとめ

走るときに前傾姿勢をしたほうが速いスピードで走れるようになるため、前傾姿勢をしながら走れるようになった方がいいです。

しかし、普段の生活を姿勢が悪い状態で過ごしているのであれば走るときもうまく姿勢を維持することが難しいでしょう。

そのため、私生活の中で自分の姿勢を意識して過ごしていくことが大切です。

前傾姿勢を保って走るためにも是非とも普段からいい姿勢を心がけるようにしてみてください。

そうすることで、高齢になっても姿勢よく元気に過ごせるはずですよ。

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