ランニングで速く走るためには理想的なフォームを心がけることが大切です。
一般的に効率的なランニングフォームは研究されており、以下の記事でも具体的なフォームについて述べています。
理想的なフォームに近づけることによって楽に速く走ることができるのですが、そのために大切なことは自分で自分のことを客観的に見る目ることです。
自分で自分のことを客観的に見ていくことを「メタ認知」というのですが、今回はメタ認知という視点から理想的なランニングフォームを習得する考え方について述べていきたいと思います。
まず、一般的なランニングフォームについていろいろな見解がありますが、いろんな人の走り方を分析した平均的な動き方を参考にして表されたものです。
全ての人が同じような形で走っているかというとそうではなく、人によって身体の動きに癖があるので少しずつ違います。
ただ、できるだけ効率的な走り方に近づけた方が楽に走れるでしょう。
そこで、自分がどのように動いているかを理解することが理想的な走り方を習得するために必要なポイントです。
そして、自分の動きを理想的なランニングフォームに近づけていくことで、走り方が改善されていきます。
そのため、まず自分の理想的なランニングフォームがどんなものかを明確にしておく必要があるでしょう。
理想的なランニングフォームを頭の中に思い浮かべることができますか?
人が走る姿はテレビや雑誌、ユーチューブなどで目にする機会はたくさんありますが、自分が理想とする走り方は人それぞれあると思います。
理想的な走り方が自分にできているかどうかというのは、自分の走り方が分かっていないと比べることができません。
自分の走り方を知るためには、自分の走っている姿をビデオに撮って見ることが近道です。
ビデオで撮影した自分の走り方を分析するときのポイントは以下の記事を参考にしてみてください。
ビデオを見て自分のランニングフォームが理解できたら、どこを改善すれば理想的なフォームに近づけるかを考える必要があります。
そのときに大切になってくるのが自分の身体の動きを認識できるかどうかです。
自分の身体がどのように動いているのかを自分で客観的に認識できればフォームの修正がおこないやすくなります。
冒頭でも書きましたが、自分のことを客観的にみることを「メタ認知」と言います。
運動神経のいい人というのは自然とメタ認知ができているため、人の動きをみたときに同じように自分の身体を動かすことができていると言えます。
もちろん、人によって体型や筋肉の付き方、身体の柔らかさが違うのでマネをしたからといって同じように動けるとは限りません。
しかしフォームをマネしていくことで、そのフォームで走るための筋力がつきやすくなってきます。
このように、自分の身体のことを客観的に見ていくことが理想的な動きを習得するために大切なことになります。
とはいえ、なかなか自分のことは自分では分かりにくいものです。
そういった意味で、人に動き方を見てもらって改善点のアドバイスをもらうと理想的なランニングフォームを習得するのに近道になります。
もしも走り方のアドバイスが必要であれば、コメントいただけますとできる範囲でお答えしたいと思います。
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