地面の反発力を利用して速く走るために！フォアフット走行を試そう

地面の反発力を利用して速く走るにはどうしたらいいのか考えたことはありますか？自分の踏み込む力を使って推進力を生みだすことも必要ですが、地面の力をうまく利用することによってできるだけ楽に速く走りたいですよね。

私も年齢が上がってきたことにより、自分の力よりも周りの力をうまく使って走ることができたほうが、楽に長距離を走れると思って調べてみました。

調べてみたものの私にとっては簡単にできるようなものではありませんでしたが、そのことを紹介していきたいと思います。

地面と反発力を活かして速く走るためにはフォアフット走法

地面の反発力をうまく利用することによって走るスピードを上げることが可能みたいです。そのために重要な走り方として、「フォアフット走法」があります。フォアフット走法では地面の反発力を最大限に利用することができるため、ここでは基本的なステップを紹介していきます。

前足着地

まず、走る際には踵ではなく足の前部（フォアフット：前足部）で地面に着地する事が重要です。これがまさに名前の由来ですが、フォアフットで着地すると、地面からの反発力が直接前に進む方向に働き、効率的に前方向への推進力となります。

体のアライメント

走る時は、足を着地する瞬間に体全体が一直線になるよう心掛けましょう。つまり、着地する足、膝、腰、肩、頭が一直線に並んでいる状態です。このようにすることで、地面の反発力が無駄なく全身に伝わり、前方向へ効率的に加速することができます。

重心の移動

走る際には、地面からの反発力を利用して重心を前方に移動させることが重要です。このためには、腕を自然に振り、体幹を使ってバランスを保ちつつ、前方に向かって進むことが重要です。

身体を柔らかく使う

地面からの反発力を最大限に利用するには、身体全体を柔軟に使うことが重要です。柔らかい筋肉は反発力をより効率的に伝達しやすいということが挙げられます。特に足首や膝は柔軟に保ち緊張させないことが大切です。

これらのポイントを上手くおこなっていくことによってフォアフット走法を行うことができると思うので、地面の反発力を最大限に利用して速く走ることが可能になるでしょう。しかし、フォアフット走法を上手くできるようになるためには相当な練習が必要ですし、私には難しいことだったのであくまでも参考にしてもらえたらと思います。

フォアフット走法をするための練習方法

では、フォアフット走法ができるようになるためにどんな練習をしていけばいいのか、考えてみましょう。

左右の腿上げ

この腿上げの運動は地面との接地時間を最小限にしつつ地面からの反発力を得るために行います。練習方法としてはまず普通に立った状態から一方の足を軽く上げ、その足を地面に踏み込むときに反対側の足を上げます。この動きを素早く交互に繰り返しましょう。このとき地面に足をつける時間を最小限にすることで反発力を得ます。

バウンディング

これは片足を前方に大きく踏み出し、同時に反対の足で跳ぶようにして地面を強く押し出すような動作です。左右の足を交互に行っていき空中にいる時間を長くして地面に触れる時間を短くしていきます。この練習をすることによって強く足を押し出すという感覚と、地面からの反発力を活用する感覚を養います。

ヒルスプリント

坂を駆け上がることにより、地面を踏みつけるわけですから、地面からの反発力も体感しやすくなります。また、坂道を駆け上がるときには前傾姿勢になるため、姿勢についても修正できると思います。

まとめ

地面の反発力を利用して速く走るためには、フォアフット走法をすることによって反発力を使った走り方ができます。

ただフォアフット走行を行うのは難しさもあるためできようになるかは分かりませんが、練習してみることで地面の反発力を使った走り方を体感することができるでしょう。

最初は難しいかもしれませんが、速く走るきっかけになるかもしれないので頑張って挑戦してみてくださいね。