ランニングをやり始めたときに気になるのが、自分が正しいフォームで走れているかどうかではないでしょうか?
ランニングを継続して行っていくのであれば、楽に長い距離を走れるようになりたいと思うのは当然です。
そのためには正しいフォームで走ることが大切になります。
ここでは、ランニングの正しいフォームとは何かを解説していきます。
そもそも正しいフォームはあるのか?
まず考えなくてはならないのは、正しいフォームがあるのか?
ということです。
仕事の関係上、歩くことに対する指導をよく行っていますが、このときに基準としているものは一般的な歩き方です。
これはどのようにして作られたのかというと、たくさんの人の歩き方を分析して、そのなかで
- 各関節がどのように動いているのか?
- どの筋肉がどの場面で働いているのか?
ということを導き出した平均的なものを基準としています。
なので、すべての人がこの基準に当てはまるものではなく、関節の固さなどの影響によって微妙に異なってきます。
これは走ることにも言えることで、一般的な走るフォームを”すべての人にとって”正しいと言っていいかは疑問です。
とはいえ、走るという動作においては欠かせない動きがあるということも事実でしょう。
それは、骨盤を前傾にして足を後ろに蹴ること!
走るということを単純に考えてみると、”いかに速く重心を前に運び続けるか”です。
そのためには重心を前に運びやすい身体の使い方が必要になるため、骨盤前傾させることは大切な動きと言えます。
ただ、すべての人が上記の動きができるかというと筋力の問題や身体の柔らかさの影響もあるため、ちょっとしたコツを知っただけで速く走るためのフォームをマスターできるとは限りません。
速く走ろうとするためには、まず自分の身体をしっかりと理解して、足りない部分は基礎的なトレーニングを行いつつ、自分に適したフォームで走ることができるように練習していきましょう。
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