運動するときにストレッチを行いますが、ストレッチの効果がどのくらいの時間持続するかあまり考えたことないですよね。
実はストレッチ効果の持続時間というのは長くありません。
ストレッチをすることでどんな効果があって、どのくらい持続するのか解説していきます。
ストレッチの効果について
まずストレッチの効果ですが、筋肉をゆっくり伸ばすことによって筋肉の緊張をやわらげる働きがあります。
筋肉というのは頑張って使えば使うだけ緊張が高くなってくるものです。
頑張って筋トレをしたら筋肉がパンパンに張ってきますよね?
それが筋肉の緊張が高まっている状態と考えてください。
この状態の問題点は筋肉がひきつけを起こしやすいこと。
いわゆる”こむら返り”ですね。
私も学生時代に部活をしていましたが、激しく運動したあとの夜、寝ているときにこむら返りを起こすと布団の中で悶絶していました。
あなたも経験はないでしょうか?
ホントにきついですよね。
このこむら返りは筋肉の緊張が高まっている状態で起きやすくなります。
なので、筋肉をしっかりストレッチしてあげることが効果的です。
ストレッチ効果の持続時間
では、このストレッチはどのくらい効果が続くのでしょうか?
それは人によって効果は違いますがそんなに続かず、どうしても一時的な作用にならざるをえません。
ストレッチをしているときには筋肉がゆるんでくるような感覚を持つことはありますが、動かせばまた緊張が高まってきます。
それに、整理体操などのストレッチは短時間で行うことが多いですから、短期的な効果しかないことも納得できるでしょう。
とはいえ、一時的に緊張が緩むことで筋肉はリラックスできますから、一回だけで効果がないとやめるのではなく、続けていくことが大切です。
そうすれば効果が蓄積されていって筋肉がほぐれてくるでしょう。
ストレッチをする時間帯は?
1日のうちにどのタイミングでストレッチをしたらいいか話をしていきます。
クールダウンを目的として運動後に行うのはとても大切です。
また、寝る前にストレッチをするのがいいでしょう。
朝起きたときにストレッチをしてもいいです。
ただ、運動前にストレッチをするのはオススメしません。
ストレッチというのは筋肉の緊張をやわらげる働きがあります。
これから動こうとしているのに緊張をやわらげてしまうと筋肉が使いにくくなってしまいパフォーマンスを発揮しにくくなります。
そのため、運動前は筋肉をゆっくりと伸ばすストレッチではなく、筋肉の動きを伴った方法でストレッチをしていきましょう。
ストレッチで身体は柔らかくなるか?
身体を柔らかくするためのストレッチをする、という場合もあります。
身体を柔らかくする。ということは筋肉自体が伸びることで身体の可動域を広げていくことです。
この場合もすぐに筋肉は伸びませんが、継続的に行っていくことで少しずつ効果は定着していくでしょう。
ストレッチと一口にいっても、ストレッチをする方法によって効果も違ってきます。
ただ、ちょっとストレッチをしたからといって効果が現れるというものではなく、続けていくことによって実感してくるものです。
クールダウンのためのストレッチは運動を続ける上でとても大切なことです。
自分の身体をしっかりとケアして楽しくケガなく運動を続けていきましょう。
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